1965年創業、「町の材木屋さん」からスタートした
株式会社兼久様。
「笑顔のある」快適な暮らしをサポートする、というモットーのもと、家づくりにかかわる様々な分野から環境配慮素材の開発・販売まで、幅広く展開されています。
そんな兼久様が展開する『
西宮ストーブ』のショールームに、古材の複合フローリングをご採用いただきました。薪ストーブの販売・設置工事・メンテナンスのほか、環境にやさしく煙やにおいも少ないリサイクルバイオマス燃料(人口薪)の販売などもされており、薪ストーブのある暖かで華やいだ暮らしがイメージできる、遊び心あふれる空間です。
こちらのフローリングは、新品の木材をアンティーク風に加工したものではなく、実際に長年使用されてきた本物の古材を加工し、施工しやすい複合フローリングに仕上げたもの。12mm厚の基材に古材の単板を貼り合わせた複合フローリングにすることで、古材の表情と風合いはそのままに、寸法の安定性と施工性の良さを実現しました。
約5mm厚の古材の表面単板は、針葉樹を中心に様々な樹種が含まれており、200mm×1900mmの床板それぞれを構成する単板のサイズもまちまち。通常の床材と同じように貼っていくだけで、古材をパッチワークのように組み合わせたかのような、ランダムで動きのある床が現れます。使用されてきた状況も板によって異なりますので、割れ、欠け、ささくれ、木目の痩せ、ノコ目、段差、抜け節、ペンキ跡、釘跡、虫食い跡など、それぞれの板が刻んできた年月の『味』と迫力が存分に楽しめます。
使用木材 |
古材 複合(挽板)一枚ものワイルドフローリング (KO7XT) |
施工現場 |
株式会社兼久様 1階ショールーム |
塗装状態 |
つや消しウレタン |