マンションのリフォーム物件に、オークの複合フローリングをご採用いただきました。
こちらは2mm厚のオーク挽板を表層に使用した、複合フローリング。直交する木目の板を交互に貼り合わせた合板を基材にすることで、120mmの幅広ながら床暖房にも対応可能な寸法安定性(反りやねじれ、伸縮といった木材特有の『動き』が少ない)を実現しています。
抜け感とかっちり感のバランスがほど良い120mm×909mmの『一枚もの』は、お部屋の大きさを問わず合わせやすいサイズですので、床材を検討する際の基準にも好適です。
いわゆる『木材』と聞いてイメージする、明るい色味とはっきりした木目で人気のオーク材は、硬めの木質で傷がつきにくく、明瞭な木目で傷や汚れが目立ちにくく、またどんなインテリアにも馴染みやすいとあって、無垢フローリングの『定番』といえる存在。素材感が強い節ありのワイルドグレードが特に人気ではありますが、節が少ないこちらのナチュラルグレードは、バーチやメープルなどとも異なる独特の上品さと柔らかな雰囲気があり、都会的な洗練の中にも適度な素材感が欲しい...という方には特におすすめです。