無垢フローリングと暮らすのは、人間に限られているわけではありません。
ワンちゃんやネコちゃんなど、大切なペットたちも床を歩きます。
室内でペットを飼われている方ならお分かりになると思いますが、つるつるの硬いフローリングでは、爪のカチャカチャする音が響き、少し歩きづらそうにする仕草なども見受けられるかもしれません。
では無垢フローリングでのペットの生活はどのようなものになるのでしょうか?ここではそれぞれの特徴や実際にペットがいる環境に無垢フローリングを施工されたお客様事例を紹介しています。
無垢フローリングは、樹種によって、床の硬さが異なります。
硬い床とそうでない床では、それぞれにメリットとデメリットがありますが、爪がひっかかりやすく歩きやすいのは、基本的にはパインなどの柔らかい樹種と言われています。
しかし柔らかい樹種は傷がつきやすいという一面もありますから、「ペットの歩行でも傷はつきますか?」というご質問には、「つきます」とお答えすることになります。
ですが、自然素材の無垢床ですので、生活でついていく傷はむしろ味としてお楽しみください。
事実、あえてそういった傷を好んで施工をされる方も少なくありません。
それでもフローリングの傷が気になる場合には、浮造り(うづくり)フローリングもおすすめです。
浮造り(うづくり)フローリングとは、表面をこすって、木の年輪を目立たせるデザインのフローリングです。表面に凹凸があり、足に適度な刺激が伝わります。
これだとワンちゃんやネコちゃんも爪が床をとらえて歩きやすく、ペットを飼われている方にも人気のフローリングです。
浮造りフローリングについてもっと詳しくお知りになりたい方は、オフィシャルサイトの商品詳細ページでご確認ください。
もう一つおすすめしている方法が、ウレタン系塗装の施工後に、特殊塗装で床をコーティングする方法です。こちらの施工は、塗装業者をご紹介させていただく形になりますが、ペット専用のすべりにくいコーティングですので、ペットたちもより一層歩きやすくなると思います。
ご心配の傷についても強く20年間塗り替え不要だそうです。
無垢フローリングを楽しんでいるペットたちをご紹介しましょう。
柔らかい樹種のレッドパインを使われたケースです。
立派なネコタワーがお部屋の中心にあり、まさにペットとの暮らしを楽しむおうちですね。
高級無垢床の花梨を施工された例です。
こちらは先にご紹介した、ワンちゃんの滑り止めコーティング(つやなし)をされました。
人気の高いアジアンウォールナットは、なんといってもこの深い色が人気の秘密でもあります。
ダークな色で、傷が目立ちにくいという利点もあります。
とっても気持ちよさそうに、ワンちゃん達がねそべってくれていました。
いかがでしたか?
無垢フローリングを楽しむワンちゃん、ネコちゃんをご紹介させていただきました。
大切なペットとの貴重な毎日を、
自然素材の無垢フローリングで快適に過ごしてください。