町内の皆さんが集まる町会館の改装工事に、チークのユニタイプをご採用いただきました。
『立ち向ふ 人の心は鏡なり 己が姿を 写してや見む』という額に思わず背筋が伸びる1階のエントランスと、隣接する集会室。町会館の『顔』ともいえるスペースです。
(こちらの町会館、
2階にはメルクシパインのユニタイプをご採用いただきました!)
こちらのチークフローリングは、通常の『ナチュラル』グレードよりも白太が多く荒々しい表情の『ワイルド』グレードを使用し、白太の色ムラをおさえるため着色ウレタン塗装を施したものです。自然な風合いのつや消し塗装(オイル塗装とほぼ同等のつや感です)、経年変化後のチークの色味を意識した着色塗装のため、下位グレードらしからぬ高級感と落ち着きのある雰囲気が楽しめます。
安定的に供給されるインドネシア産の植林チークに、着色により辺材(白太)部分まで無駄なく活用した、環境にやさしいフローリング。町内の皆さんの活発な交流に、豊かな表情とあたたかみを備えたチーク材が一役買ってくれることを願ってやみません。
設計:
株式会社大卓建設(大阪府泉佐野市)
施工:
株式会社大卓建設(大阪府泉佐野市)