とにかくログハウスが大好き!という、兵庫県西宮市の株式会社OTA建築工房様。日本の気候、ログハウスの特性、それぞれを熟知され、住むほどに味わいと愛着を増す快適なお住まいを提案されています。
今回は、お客様のご要望でログハウスではなく現代的な住宅を手がけられ、ミャンマーチークのアンティーク加工品をご採用いただきました。
『木の王様』とも称され、その美観や耐久性、狂いの少なさなどで知られるミャンマーチーク材。こちらは節や割れの入ったワイルドグレードの基材にサンドブラスト加工を施し、木目の硬い部分を浮き立たせる『浮造り』仕上げにすることで、木材の素材感を強調し古材風の質感を付与したアンティーク加工品です。野性味と上品さをあわせ持ち、貫禄すら感じさせる佇まいは高樹齢のミャンマーチーク材ならでは。経年により深みを増す味わいも素晴らしい、「日々を過ごす喜び」を感じることが出来るフローリングです。
こちらのお家では、乾いたようなシャビ―な雰囲気を強調するため、施工後の塗装はつや消しタイプのオイルを選択。階段の桁や手すりのスチール、キッチンのステンレスなどの無機質な素材に対し、階段の「耳つき」の踏板やフローリング、アンティークの家具などが巧みに組み合わされており、モダンな中にも遊び心と暖かみを感じさせる、絶妙なバランスを実現しています。
(こちらのお宅では、LDにミャンマーチークを、
WICにはオークのヘリンボーンをご採用いただきました)
設計施工:
株式会社OTA建築工房
使用木材 |
ミャンマー チーク 一枚ものアンティーク(浮造り)フローリング (MT2AM) |
施工現場 |
兵庫県 個人住宅 |
塗装状態 |
無塗装品を施工後に現場塗装(オスモフロアークリアー#3062) |