"とにかくログハウスが大好き！という、兵庫県西宮市の株式会社OTA建築工房様。日本の気候、ログハウスの特性、それぞれを熟知され、住むほどに味わいと愛着を増す快適なお住まいを提案されています。

今回は、お客様のご要望でログハウスではなく現代的な住宅を手がけられ、ＬＤにはミャンマーチークのアンティーク加工品を、ＷＩＣにはオークのヘリンボーンをご採用いただきました。
ヘリンボーンは寄木貼りの代表的なパターンのひとつで、樹種を問わず見る人に高級感のある華やかな印象を与えます。木目が強く、一般的には「素材感が強い」イメージのオーク材でも同様で、持ち前の明るさに清潔感や清々しさが加わったような、元来の硬質で粗削りな表情を和らげてくれるような、そんな雰囲気に仕上がります。

こちらのお家では、あえて３本を１組にした「トリプルヘリンボーン」で貼っていくことで、通常の貼り方よりもシャープさと主張を抑え、遊び心のある親しみやすい印象に仕上げています。ご家族だけが使用する、他の人の目に触れることのないクローゼットの中も「魅せる」。お施主さまの「好き」とこだわりが詰まった空間です。"

設計施工：株式会社ＯＴＡ建築工房