茨城県鉾田市で、『昭和の暮らしが体験できる』をコンセプトに運営されている、一棟貸し民泊施設『昭和体験宿 RIN』様。その『凛』とした母屋の佇まいにオーナー様が一目ぼれしたという築100年ほどの古民家を、1年がかりのDIYで再生されました。
20畳の広間には、西南サクラのユニフローリングをご採用。色味の幅が比較的穏やかで、その綺麗さ・上品さが特徴のプレミアムグレードと、節やかすりが多く、それによる大きな色むらが醸し出す素材感が特徴のワイルドグレードに人気が集まりがちですが、その中間にあたるナチュラルグレードは色むらは少なく、ところどころに見られる節が適度なアクセントになっており、「プレミアムでは綺麗すぎて物足りない、ワイルドでは主張が強すぎる」という方に隠れた人気がある、いわば『通好み』なフローリングです。西南サクラ特有のなめらかで触り心地のいい木肌と、親しみやすさを感じさせる控えめな節やかすりが、見た目にもそのお部屋の居心地の良さを伝えてくれます。
こちらの建物では、縁側部分に
ボルドーパインのスプーンカット(写真3枚目・4枚目)と、暖炉のお部屋に
メルバウの一枚もの(写真5枚目)もご採用いただきました。オーナー様のセンスと建物への愛情が光る、まるでお祖父ちゃん・お祖母ちゃんの家に帰ったような懐かしさと安心感が漂う、素敵なお宿です。オープンまでの経緯やオーナー様の思いなど、ウェブサイトでたくさんの写真とともに見ることができますので、是非ご覧ください。
設計施工:
昭和体験宿RIN
使用木材 |
西南サクラ ユニナチュラルフローリング (SA2UM) |
施工現場 |
昭和体験宿:Rin 様 施工現場 |
塗装状態 |
無塗装(施工後に現場でオイル塗装) |