大阪ショールームにご来店のお施主様に、西南サクラの無垢フローリングをご採用いただきました。もともとは厚さ30mm/長さ4m(!)の杉材をご検討でしたが、やわらかく素晴らしい踏み心地が楽しめる反面、傷のつきやすさがどうしても気になる...ということで、それに代わる床材を探してのご来店でした。
針葉樹=軟らかく冷たく感じにくい、広葉樹=硬質で傷がつきにくい、という大まかな特徴はよく知られているところですが、実際には樹種ごとに様々な特徴があり、その「居心地の良さ」と「傷のつきにくさ」(≒硬さ)とのバランスをどこで取るか...が、お客様の悩まれるところです(「硬質な材」のなかでも、メープルのように木肌の滑らかなものと、オークのように木目の強いものとでは触ったときの「感じ方」が変わりますし、感触以外にも傷や汚れの目立ちにくさ=木目の強さも関係してきますので、迷われたときは是非スタッフにご相談ください)。
そんななか、今回のお施主様が選ばれたのは、西南サクラの120mm幅のユニタイプ。「硬すぎず・軟らかすぎず」な木質のため冷たく感じにくく、穏やかな木目と明るく優しい色味が上品な雰囲気を醸し出す、人気のフローリングです。
居心地の良さと適度な硬さのバランスが「ちょうどいい」西南サクラは、経年により少しベージュがかった落ち着いた色合いに変化します。こちらのお写真は、施工後3か月ほど。日々の生活とともに味わいを増していく、無垢材ならではの経年変化もじっくりと愉しんでいただけます。
使用木材 |
西南サクラ ユニプレミアムフローリング (SA3US) |
施工現場 |
大阪府 個人住宅 |
塗装状態 |
オスモ自然塗装 |