大阪ショールームにご来店いただいたお施主様が、ご自宅の大規模リフォームに西南サクラの無垢フローリングを採用してくださいました。

もともと「色が揃っていてお手入れも楽なプリントのフローリングは便利だけれど、毎日、長い時間、直接肌に触れて過ごすことになる床材を、色や性能だけで選んでしまって良いのだろうか」と思いつつ、「でも無垢材は高いし...」というイメージがあり、ご検討には含まれていなかったそうです。
そんな中、「床・壁・天井、全面に無垢材を使った家で育ちました」という奥様が、「将来は無垢材を使いたかった」というご希望を叶えるべくリサーチを重ねた結果、今回無垢フローリングドットコムを見つけてくださいました。
「子どもの頃、母や兄とぬか袋で床や壁を磨いていたことが今ではいい思い出です」という奥様だけに、無垢材のお手入れや経年劣化の味わい、メリット／デメリットについてもよくご存じで、あえて節が多く色幅の大きなワイルドグレードをご選択。「傷や汚れが目立ちにくく、大正解でした！」とのことで、ご覧になったお母様も絶賛、ご家族にも大変気に入って頂いている...と嬉しいお言葉を頂きました。

西南サクラはバーチと同じカバ材の一種で、滑らかな木肌と硬すぎず軟らかすぎない木質、控えめな優しい木目を備えた、しっとりと「おくゆかしい」表情が特徴。節やかすりといった部分を含まないプレミアムグレードも非常に上品で人気ですが、こちらのワイルドグレードは無垢材らしい素材感が強く、繊細な西南サクラの『内に秘めた生命力』を感じさせるグレードで、特有の優しい感触はそのままに、前述の通り傷や汚れが目立ちにくく、気兼ねが要らず扱いやすいのが嬉しいところです。

最後に、地域のママさん支援のＮＰＯ法人を運営しておられる奥様から、「お子様のいる家庭にこそ無垢材を使ってほしいですね。そして、初めから無垢をあきらめているママさんにも選択肢に入ることをお伝えできたらなお嬉しいです。」というメッセージを頂きました。あたたかな家族の思い出とともに記憶に残る、無垢材のフローリング。そんな床材探しのお手伝いができれば、私たちも幸せです。