都内マンションのリノベーション物件に、アカシアのヘリンボーンをご採用いただきました。
淡いベージュ~深いブラウンの濃淡の中に、赤茶やグレーがかった部位などが混在する、幅広い色味が特徴のアカシア材。成長が早く原木があまり太くないこともあり、白太や節も多く含まれますが、木目が穏やかなため「ゴチャゴチャしてうるさい」という印象はなく、「パッチワークのようでかわいい」という声も多いフローリングです。
こちらは通常の60×420mmよりも幅が広く長さが短い、75×300mmのヘリンボーン。ずんぐりとした形状が、よりチャーミングな親しみやすさを感じさせます。
こちらは、家具や建具の『木材』の存在感と、白に近い明るいペールグリーンの壁のコントラストが素敵なお部屋。ブラウン寄りの様々な色味が含まれるアカシアの床材が、ラワン材の建具やオーク材のテーブル、ソファーのファブリックやクッションなどと調和しています。
天井周りはライティングレールとスポットライトでまとめていて圧迫感がなく、軽やかに視線が抜けていく先には、壁面にも貼られたヘリンボーンが、額縁のように外の景色を切り取る大きな窓が。目(心)にも体にも心地いい、どこに居ても「自分らしく」くつろげる、素敵なお部屋です。
設計:
株式会社リビタ
使用木材 |
アカシア ヘリンボーンワイルドフローリング (AK5HS) |
施工現場 |
東京都 個人住宅 |
塗装状態 |
オスモ自然塗装 |