ウォールナット植物オイル仕上げ東大阪市で生ケーキや焼き菓子の製造販売、オーダーメイドのアイシングクッキーやケーキの受注製作などを手がけておられる
Arc-en-ciel(アンコンシェル)様の工房兼店舗に、アンティーク加工を施したアカシアの乱尺フローリングをご採用いただきました。
近年なにかと目にする機会が増えてきたアカシア材は、成長が早く、安定した供給が可能で環境への負荷が少ない「エコ」な木材ですが、実は非常に種類が多く、生育環境によって個性が大きく異なる樹種でもあります。
こちらのフローリングは、ベトナム産に比べて落ち着いた色味やさらさらとした感触が特徴的なインドネシア産のアカシア材に、現地の職人が手作業でダメージ加工を施し、ウォールナット調の着色オイル塗装で仕上げたもの。素地の赤みの強い部分・緑色がかった部分などの個性は着色塗装でもしっかりと残っており、無垢材らしい自然な色味のゆらぎとダメージ加工により、「やりすぎ」でない扱いやすいアンティーク調の風合いが人気です。
こちらは築70年の古民家で、もともと1年以上売りに出ていたものの買い手がつかず、解体を検討されていた建物とのこと。2024年春にはイートインスペースもオープン予定ということで、歴史ある建物がお施主様との幸運な出会いによって新たな生命と役割を与えられ、お店の方と訪れるお客様の笑顔であふれる『場』になる...そんな素敵なできごとの一端に関われたことを、とても嬉しく光栄に感じています。