全ての無垢フローリングに共通する
基本のポイントを押さえたら、次は下記塗装別メンテナンス方法をご覧ください!
無垢フローリングは定期的にお手入れをしていただくことで、独自の風合いや経年変化を長く楽しむことができます。
ここでは全ての無垢フローリングに共通する日常のお手入れ方法と、ウレタン塗装や自然(オイル)塗装を施されている場合や、無塗装の状態でのお手入れ方法、それぞれの注意点等をご紹介します。
無垢フローリングは塗装状態によって、お手入れ方法の詳細が違いますので、ご注意下さい。
全ての無垢フローリングに共通する
基本のポイントを押さえたら、次は下記塗装別メンテナンス方法をご覧ください!
ウレタン塗装とは?
主成分である合成樹脂がウレタン系の塗料で、フローリングの表面に薄い膜を張るような塗装。特徴は
①光沢が良い。ウレタン塗装・ウレタンUV塗装の製品にはワックスを塗る必要はありません。
杉・桧に使用している硬化クリア塗装などはワックスがけをするとムラが出る場合がありますので、ワックスは使用しないでください。
特にツヤを出したい等なんらかの理由でワックスをかける場合には、無垢フローリングに塗装出来る商品がご確認の上、詳細は各ワックスメーカーにお問い合わせください。
また、必ずワックスの「取扱説明書」をよく読み、使用上の注意を守ってください。塗装前に目立たない部分で試し塗りをしてください。
自然塗装とは?
天然油脂(オイル)を使った仕上げのこと。塗料を木材の表面から内部に浸透させて、木の表情をしっとりとさせ、木本来の質感が残ります。特徴は
①木の質感をそのまま生かせる。オイル塗装をした無垢フローリングにワックスをかける場合は、必ず塗装されたオイルと同メーカーのワックスをかけて下さい。
塗り方・塗布量・回数等は販売メーカーによって違いますので、各メーカーの塗装手順に従ってください。
ホームセンター等で市販されているウレタン塗装用のワックスをかけると、毛羽立ちやシミの原因になりますので、ご使用は避けて下さい。
無塗装とは?
何も塗装しない状態。木の質感や色合いがそのまま残る反面、汚れが付くと木の導菅に染み込み、落とすのが困難になる。特徴は
①木の色・質感をそのまま生かせる。水気が飛んだ時にシミが木材の奥まで浸み込んでいってしまうので汚れが取れにくくなります。また色の濃い木材は靴下等に色が付いてしまいますので、必ずなんらかの塗装を施してください。
無垢フローリングドットコムでは無塗装での販売をさせていただいておりますが、現場塗装をされる方用に販売させていただいております。
無塗装のままでは使用しないでください。
無塗装に市販のワックス等を直接塗装すると床が水分を吸って表面がざらつき、毛羽立ちやムラの原因になりますのでオスモ、リボス等の自然塗装をおすすめいたします。