オークの柾目に一定確率で現れる虎斑(とらふ)って何?

オーク(ナラ)の柾目(まさめ)には一定確率で虎斑(とらふ)とよばれる模様が必ずあります。

先日、東京ショールームでお客様にオーク材の説明した時に使ったカットサンプルに虎斑があったので写真を撮っておきました。
オーク材の虎斑の写真

虎斑はこの写真のように柾目に対して横断するような形で現れます。

虎斑は木材用語では放射組織と呼ばれ、立ち木の時は養分貯蔵の役割であった細胞です。
放射組織という名前の通り、木の中心部から年輪を横断するように放射状に広がっています。

ですので、木材は柾目取りした場合は、必ずこの虎斑(とらふ)模様が現れます。
よく「虎斑が多いナラはいい」と言われますが、これは柾目が多いから言われている のではないかと思われます。

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