無垢フローリングのひび割れ補修方の前に、このひび割れは柾目によくあるお悩みだということをご存知でしょうか?
無垢床についてよくあるご質問でも「板目と柾目の違いは何?」というご質問をよくいただきますので、まずはこちらから説明させていただきます。
同じ木でも、木の挽き方によって木目が異なります。
木目が縦に細い間隔で平行線のようにそろっているものを柾目といい、
波型や山形になっているものを板目といいます。
柾目材は反ったりねじれたり伸び縮みの狂いが少なく、
端正な模様で良材とされ、板目材よりも高価です。
ただ柾目に挽くとロスが多いことや、
最近は樹種独特の美しい木目が出やすいことから、
板目、柾目混合で作られることが主流となっています。
板目に比べて柾目材には反りや狂い、割れが少ないのですが、
木目が真っすぐな縦じまになっていることから、割れやすいという性質があります。
でも万が一柾目の無垢材にひびが入っても、
多くの場合ご自身で補修ができてしまいます。(ウレタン塗装を除く)
それでは無垢フローリングのひび割れを補修する方法をご紹介します。
■ 木工用ボンド(※速乾ではないもの)
■ との粉
(木を粉末にしたもの)※との粉がなかったり、割れの箇所が小さい場合いは、フローリング周辺を削って粉を作っても代用が可能です。■ 瞬間接着剤(※ゼリー状で無いもの)
■ 空き容器
■ サンドペーパー
空き容器に木工用ボンドを適量出します。
同じ容器にとの粉をふりかけ、よくなじませます。
STEP1で作ったボンドととの粉を混ぜたものを押し込みます。
その後は表面をサンディングして整えて、
割れ目にしっかりと「との粉ペースト」がうまるように、サンディングとあわせて何度も繰り返します。
表面に瞬間接着剤を塗り、サンディングで整えます。
これもSTEP2同様数回繰り返してください。
完成!!
<BEFORE>
<AFTER>
本日ご紹介した内容は動画でも見ていただけますのでぜひチェックしてください!
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