無垢フローリングドットコム、店長です。
今日はこの数年で普及しているCLTについてお話したいと思います。
CLTの説明はこちらがわかりやすいかと思います。
CLT建築推進協議会のホームページ→
http://www.clt-kenchiku.org/wdoc/?q=grp02
以下、CLT建築推進協議会のホームページから抜粋。
「CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、欧州で開発された工法となります。CLTは板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことを呼びます。平成25年12月20日に日本農林規格(JAS)として、直交集成板の名称により制定され、平成26年1月19日に施行されました。
一般的によく知られている集成材は、張り合わせる板の繊維方向が並行方向に張り合わせるのに対して、CLTは、繊維方向が直交するように交互に張り合わせていきます。
CLTの特性は、直交積層のため高い寸法安定性が得られます。90?210mm程度の厚みが一般的で、断熱性に優れ、大判のパネルとして利用することで、高い耐震性を確保することが出来ます(欧州では、幅:3m×長さ:16m程度のサイズで製造されています)。また、板の幅や厚み、強度が集成材に対し幅広く活用できるというメリットもあります。
我が国においては、国産のスギでも、十分な強度を有するCLTパネルを製作できます。さらに、スギは比重が軽く断熱性能が高いことから、CLTに適しているとも考えられ、森林資源が豊富な国産スギの需要拡大の一つとして期待されています。」
CLT工法は施工がシンプルなので、施工時間も少なくて済むそうですがヨーロッパで1990年代から研究されはじめ、すでに9〜10回建ての高層ビルやマンションもあるそうです。