過去のブログ時期でもご紹介したことのある「アカシアフローリング」ですが、
実は当時の1年間で最も読まれた記事で、多くの皆様の興味がうかがえる結果となっています。
日本ではまだあまり馴染みのない「アカシアフローリング」も、やはり気になる方はチェックされているんですね。
そこで当記事では、そのアカシアフローリングの特長とその魅力、そして無垢フローリングドットコムでアカシアフローリングを施工されたお客様の施工例をご紹介いたします!
アカシアは熱帯から温帯にかけて世界中に広く分布する植物で、
紙の原料から家具まで幅広く使用されています。
材質は硬くしなやかで衝撃に強いです。
白アリにも抵抗力があり、屋外でも腐りにくいため、
アメリカ西部開拓時代に駅馬車の車輪や車軸として活躍しました。
造船用の木釘としても使われるほどでしたから、腐食に強さが分かります。
また乾燥収縮が少ないのも魅力の一つです。
アカシアは、マメ科アカシア属の植物ですが、
高級材として有名なアメリカン・ブラック・ウォールナットも同じくマメ科で、
深みのある色調と杢目が似ています。
そのためウォールナット系の着色をして施工される方も少なくありません。
(無垢フローリングドットコムでも、ウォールナット植物オイル仕上げを施している床を販売しています。)
しかもウォールナットのような雰囲気がありながら、
当社比でも、価格はウォールナットに比べると低価格なのも、
人気の理由です。
アカシアの質感は、独特のザラっとした足触りがあります。
サンディングをすることで滑らかにすることもできますし、
その質感をいかして、すべりにくい無垢フローリングとしてお使いいただくことも可能です。
また、
塗装前のアカシアは、独特のくすんだようなブラウン系の色調をしています。
荒野の西部劇に登場する、酒場や幌馬車の部材が思い出されるような、ワイルドな質感で、
そのまま使用しても非常に雰囲気がありますが、
無着色の天然オイルを塗装すると、木目の輪郭がくっきりとあらわれて、
ナチュラルで美しく仕上がります。
アカシアフローリングは、個人住宅でも、人通りの多い店舗でもお使いいただくことができます。
例えば、二子玉川ライズ蔦屋書店様では、アカシア乱尺(特注品)ワイルド無垢フローリングを施工していただいています。※特注品になりますが、オーダーいただきましたら生産可能です。ビンテージ感のある艶消しのウォールナット植物オイルで仕上げられて、一日中本を選んでいたくなるような落ち着いた空間に仕上げられています。
また同施設では、フレンチヘリンボーンも施工していただき、家具や家電コーナーや、植物を美しく、カッコよく引き立てる、素晴らしい仕上がりになっています。
お近くにお住まいの方はぜひ床もチェックされてみてください!
もちろん個人住宅でもアカシアフローリングは人気です。
こちらのご自宅では、無塗装に近い感じに仕上がるシリコン系の塗料を使用しています。節と白太が入るカジュアルなアカシアフローリングの特長が分かる、優しい雰囲気に仕上がっています。ウォールナット系の色も素敵ですが、このように無塗装に近い色も素朴で優しい印象がとてもいいですね。
このほかにもアカシアフローリングの施工写真をご覧になりたい方は、無垢フローリングドットコムのオフィシャルサイト内、アカシアフローリング施工写真一覧 を、ぜひチェックしてみてください!
無垢フローリングドットコムのお客様の中には、お客様ご自身で塗装を施される方も多くいらっしゃいます。
弊社のスタッフも無垢床の塗装経験がございますので、ご不明な点や心配な点についてはどうぞお気軽にご相談ください!