カリン(花梨)
タイではプラドゥー(Pradoo))、ミャンマーではパドゥーク(Padauk)、パプアニューギニアではニュギニアローズウッド(New Guinea rosewood)などと呼ばれる。
マメ科のソラマメ亜科 シタン属の広葉樹(散孔材)
タイ・ラオス・ミャンマー・インド・インドネシアなど東南アジア一帯。
心材はやや紫色を帯びた赤褐色、辺材は淡い黄白色。
木材の部類ではかなり硬い部類になる。また重量も重い。耐久性は高い。
0.81~0.90
工場内に生えていた花梨の木を撮影しました。それなりの大きさになってますね。 ~タイ提携先工場にて撮影。
カリンの木と店長と一緒に写真撮影です。こうやってみると木の大きさがわかりますね。でもこの木はまだ、フローリングを取れるような木ではありません。
こちらがカリンの葉っばです。青々としていますね。写真に枯れている葉も見られますが、乾季には葉は枯れていくそうです。写真撮影した時は乾季の始まりでした。
一本、葉を取ってきて事務所で撮影しました!なんか「みずみずしいー!」って感じでしょ。生きてるぅ~って感じです。
丸太を製材したものです。こちらは結構、厚みがありますね。 ~ベトナム提携工場にて撮影
フローリング加工する前に板の状態で検品していきます。ここで素材を用途分けしていきます。~タイ提携工場にて撮影
店長、自ら、検品して大きな節などをカットするよう指示していきます。右に写っているのが現地の弊社の検品人。タイ工場では工場の人とは別に、第三者の検品人に検品を依頼しています。貴重な材の花梨はそれぐらいチェックが大事なんです。
乱尺タイプはこのようにカットする位置をチョークで線を書いていきます。
こちらは3850mmの長さの一枚ものフローリングの素材を振り分ける作業です。この写真は3年ほど前の写真です。最近は長いサイズや120~150mm幅の幅広のサイズは取れなくなってきてしまいました。
無塗装のカリンフローリングの梱包を開けると写真のように綿あめのような白い糸がたくさん付いていることがよくあります。「かびではないか?」と連絡が入ることがありますが、これはかびではありません。
この正体はサポニンだろうと考えられています。
サポニンは白くなり、空気中の酸素と化合して、白い結晶になっているようです。
白い結晶は、拭けば取れますし、「カリン」を塗装してしまえば、空気に触れていないので、白い糸が出てくることはありません。
ちなみにこのサポニンは花梨だけでなく、ローズや紫檀などにも発生します。
人によると「このサポニンが出る方が良質のカリンだ。」という人もおられるそうです。いわば正真正銘の「本花梨」の証みたいなものですよね。
無塗装品はかなりの高い確率でこのサポニンが付いていることがあるので、白い糸を見つけたら、乾燥したウエスで拭きとってください。
無垢材は湿気を嫌いますので必ず、乾拭きにしてくださいね。
その後、ワックスや自然塗料などを塗ればOKです。
ちなみにカリンの色の濃いところには、『ポリフェノール』も含まれているそうです。
(『ポリフェノール』の色素が木材の色を濃くしているようです。)
真ん中に白い糸のようなものがありますね。 このように無塗装のカリン材はかなり高い確率で白い糸が表面にあります。 (塗装品は糸はでません。)
このように手で拭いてあげれば・・・・・・
みごとにきれいになくなります!あとはワックスや自然塗料などの塗装をしてあげれば、二度と白い糸がでることはありません。
検品するフローリングをリフトで運んできます。写真、左側に見えるのが検品台です。この上にフローリングを置いて検品します。 ~タイ協力工場にて
弊社のもう一人の検品人です。とってもまじめなんですよ~。こちらからの指示をきっちりメモを取って忘れないように努力してくれています!
検品人の方とパシャリ!僕たちは彼を「タイの天地茂」って呼んでます。男前でしょう・・。 ~タイ協力工場にてて
こちらは工場の幹部の方たちとの記念撮影です。 後ろに木材が積み上げられてます。
カリンの木はラオスに多くあります。弊社のカリンはラオスで原木を調達して、タイで加工します。この写真はラオスに行く途中のタイ-ラオス間の国境で撮影したものです。
タイからラオスへ出国する車の審査待ちの渋滞です。日本は海に囲まれているので陸路での出国というのは珍しかったです。
メコン川です。真ん中に写っているのが、ラオスとタイを結んでいる橋です。
タイ北部のおみやげもの屋さんです。タイ北部は木材に関係するお店が結構あるんですよ。
タイでも日本と同じような鍋があるんですよ!暑い国で食べる鍋はヘルシーで店長も大好きです。
タイの新空港、スワンナプーム空港で記念撮影しました。とっても大きくって、きれいな空港です。ちなみにスワンナプームとはタイ語で「黄金の土地」という意味だそうです。
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