一枚板テーブル

年月を重ね、唯一無二の表情を刻み込んだ
『究極の無垢材』をテーブルに

幾星霜を経て樹木としての生涯を終え、木材に姿を変えて私たちの元へとやってきた、様々な木々。
種子が大地に落ちてから、抱えきれないほどの大樹へと育つまでに、樹木はありとあらゆる経験を経てきています。発芽し、周りの木々との生存競争に打ち勝って枝葉や根を伸ばし、ある時は虫や動物に損なわれ、ある時は風雨にさらされ、あるものは病に倒れ…そうした苦難を辛抱強く乗り越え、見上げるような大木へと成長することができるのはごくわずか。ほとんど奇跡的な、壮大な物語です。

そうした木々の丸太から、目利き・腕利きの熟練の職人たちが、貴重な木材を可能な限り余さず活かしつつ、その板が最も美しく見える木取りを見極め、切り出していきます。現れるのは、その場所で・その時に・すべての偶然が重なることでしか刻まれることがなかった、まさに唯一無二の木（杢）目。歴史の証人ともいうべき大樹の記憶が刻み込まれた、『究極の無垢材』といえるでしょう。

無垢フローリングドットコムでは、こうした貴重な一枚板を少しでも身近に取り入れられるよう、テーブルトップ用に最終工程まで仕上げた状態のものを取り扱いいたします。文字通り「一点もの」のため、樹種や形状、木目の入り具合、割れや穴・節などの入り方なども様々で、気に入った板に出会えるかどうかも、まさに『ご縁』。その木が生きてきた歴史、培ってきた生命力、過酷な環境にあっても力強く立ち続けてきた存在の大きさに畏敬の念を覚えつつ、木陰に小鳥や人が集まるように、そのテーブルに集う人たちにやすらぎと安心感を与えてくれることでしょう。